肥満者を対象とした『胃内バルーン減量術』のお知らせ

image001食生活の欧米化と慢性的な運動不足により日本人の肥満人口は過去40年間で約3倍に増加しました。肥満症は高血圧や糖尿病だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞、さらに一部の癌の危険因子でもあります。肥満症の治療には食事療法や運動療法、薬物療法がおこなわれますが、十分な効果が得られないのが現状です。

肥満先進国の欧米で近年、胃内バルーン療法という画期的な方法が開発されました。この方法は内視鏡(胃カメラ)で胃の中に風船(バルーン)を入れることで、胃の容積を少なくして食事量を減らすというものです。バルーンは半年後に内視鏡で胃から取り出しますが、7~30Kgの体重減少(平均10-15kg)と肥満に伴う健康障害(糖尿病、高血圧、高脂血症、脂肪肝など)の改善が確認されています。胃を一部切除する方法に比べて体への侵襲が少ないことも特徴の一つです。いしやま内科整形外科では、平成24年9月から、食事や運動療法など従来の方法でも肥満が改善しないBMI 27以上の肥満症の方を対象に「胃内バルーン減量療法」を始めました。

胃内バルーン減量術を希望される方は電話で当院の専門外来を予約してもらい、医師による診察の後に治療の概略を説明します。その後に一般検査を行い減量術が受けられるかを決めますが、半年以内に検診などで内視鏡検査や採血を受けておられる方は結果を持参していただくと一部検査を省略することもできます。

胃内バルーン減量術は日本肥満学会でも肥満治療としてコンセンサスが得られていますが、保険収載はされていませんので当院での胃内バルーン留置に関しては全額自費治療となります(費用はバルーン留置術+薬代で約35万円となります)。
他の施設とは異なり当院では胃内バルーン留置は薬による鎮静下で行いますので苦痛はほとんどありません。日帰りでの治療も可能ですが、術後2~3日は”吐き気”が強いため1~3泊の入院をお勧めしています(入院の場合は当院近隣の指定病院に入院予約の手続きも行います)。入院費は別途必要ですが、2泊入院(個室)+当院からの交通費(タクシー)でおよそ4~5万円です。2016年5月までに13例の胃内バルーン留置術を行っていますが留置術に伴う合併症は認めておりません。また、減量効果の出にくい人には内服薬による補助療法も行っています。

治療の適応の条件

  • 年齢20歳以上60歳未満
  • 胃の手術歴がない方
  • BMI=体重(Kg)÷身長2(m)が27以上(例:172cm・80kgの場合・BMI⇒80÷1.722=27.04)
詳細は電話にてお尋ねください。

子どもの運動器疾患について 胃大腸がんで死なないための4か条 消化器内視鏡・胃内バルーン・こどもの整形外科ガイド

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